深谷小学校を包む至福のひととき
6月22日、小雨の中で、社会科見学に出発した4年生を見送り、
校舎の方に戻ってくると、
今月の歌である『虹』の「きっと明日はいい天気」という歌声が、
各教室から輪唱のように流れてきます。
その後に、「人知らずしてうらみず また君子ならずや」という
今月の『論語』を暗唱する声、
そして「鈴と小鳥とそれからわたし みんなちがって みんないい」という
『わたしと小鳥と鈴と』を諳(そら)んじる声が続いて届いてきます。
いつもなら、子供たちの元気な声と、
駆け回る足元から立ちあがる土煙があふれる校庭ですが、
今朝は、優しく木々や花々を潤すような雨と、
子供たちの声で奏でられる今月の歌と『論語』と詩とが、
しっとりと深谷小学校を包んでくれているようです。
梅雨時の至福のひとときを味わえた朝でした。