3年生は前列の最上級生!
-頼もしい自覚-6月21日、今日は「夏至」です。
一年で昼間の時間が一番長い日です。
ですから、実は明日から昼間の時間は少しずつ短くなっていきます。
昼間の時間は短くなっていくのに、
なぜ気温はどんどん高く暑くなっていくのでしょう?
それは、太陽の光に地球の地面が暖められ、
地球をおおう空気が地面に暖められるのに少し時間がかかるからです。
太陽の光に暖められている昼の時間の長さと、
空気の温度である気温が実際に暑くなるには時間差があるのです。
それは、子供たちの成長にも言えるものだと考えています。
いろいろと学び吸収している時期と、
できるようになる時期とは時間差があります。
今朝の児童集会で、
3年生がとてもしっかりとした態度であることに気づきました。
深谷小学校の児童が体育館で整列する時は、
1~3年生が前列、4~6年生が後列に並びます。
ステージに向かって右側に並ぶのは、前列が3年生、後列が6年生です。
6年生は言わずと知れた最上級生であり、深谷小学校の規準です。
整列する時も、6年生に合わせます。
しかし、今朝気づきました。体育館で並ぶ時、前列の最上級生は3年生です。
私よりもずっと前から、3年生には「前列の最上級生」としての
自覚が芽生えていたようです。
実に立派な態度で児童集会に臨んでいました。頼もしいなぁと感じました。
今から芽生えているこうした自覚は、太陽に地球が温められるのと同じように、
全校の最上級となるまでの時間をかけて、心も体も成長し、
行動や言葉、思考に現れてくるようになるのでしょう。