あなたの「初夢」はどんなものでしたか?
どんな目標をたてましたか? -夢なき者は・・・-お正月に初めて見る夢のことを「初夢」といいます。1日の夜に見る夢のことかと思うのですが、調べてみると、正月2日が事始めであることから、2日に見る夢を「初夢」というようです。『一富士、二鷹、三茄子(なすび)』が縁起のよい夢の代表とされています。あなたの「初夢」はどんなものでしたか?
「夢」とは、眠っている間に見るものの他にもあります。「希望」や「目標」と同じような意味をもっている「夢」です。
年末に、大阪の花園ラグビー場に行って全国高校ラグビーを観戦してきました。息子が高校生の時にラグビーをやっていて、通っていた学校が久しぶりに出場したので、その応援のためです。その時に、日本代表の田中史朗選手に会い一緒に写真を撮らせてもらいました。

私と撮った写真を見てもわかるように、田中選手はふつうの人の中にあっても小柄な方です。そんな田中選手は日本代表として活躍するだけでなく、世界中の一流選手が集まるスーパーラグビーに日本人で初めて参加し、優勝も経験しています。身長190cmで体重が100kgを超えるような選手にも果敢にタックルしていく姿勢や高い技術と判断力が世界でも評価され「小さな巨人」などと呼ばれています。しかし、身体が小さいから無理という想いをもし田中選手がもっていたら、今の活躍はなかったことでしょう。
女子サッカー選手だった澤穂希さんは「夢は見るものでなく叶えるもの」と言っていました。無理と決めつけて挑戦を避けていては夢を叶えることはできません。
渋沢栄一は「夢七訓」という言葉を残しています。「夢なき者は理想なし。理想なき者は信念なし。信念なき者は計画なし。計画なき者は実行なし。実行なき者は成果なし。成果なき者は幸福なし。故に幸福を求める者は夢なかるべからず。」
簡単に「無理」と言わずに小さくても失敗しても挑戦を続けることが、「夢」を叶えることにつながっていくのだと思います。
「夢」をもとに大きく羽ばたける酉(とり)年にしていきましょう!
お正月シリーズ№4