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  マスクの着脱について

 国や県からの学校生活におけるマスク着用についての方針を受け、本校としても以下の対応と致します。
 
〇登下校時はマスク着用の必要はありません。その際、他の児童との距離を十分確保し、会話を控えて登下校を行います。
 〇体育授業の際は、マスク着用の必要はありません。その際は、児童の間隔を十分に確保することに留意します。
 ご理解ご協力をよろしくお願いします。

※県からのマスクに関するリーフレット→⑤【保健体育課】リーフレット_マスクの着脱メリハリつけて!.pdf
③【県教育委員会】マスク啓発リーフレット.pdf
※屋外でのマスクの取り扱いについて→

 
 
 

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2016/09/02

命を守る勉強

Tweet ThisSend to Facebook | by:校長

 避難訓練-命を守る勉強-


9月1日(木)、5校時に全校で避難訓練に取り組みました。8月末に2週続けて大きな台風が接近した直後ということ、5月に実施した訓練ではややいいかげんな態度が目についたことを強く注意したことを、子供たちがどのように受け止めているかをとらえようと、校舎を出るところをじっと見つめていました。すると、暑い中にもかかわらず、しっかりヘルメットをかぶって頭を守り、真剣な表情・動作で避難してくる子どもたちの姿を見ることができました。
こうした結果を踏まえて、次のような話をしました。

 今年度 第2回の避難訓練でした。5月に行った第1回の避難訓練では、もしもの時にこれで大切な命を守れるのか不安になるところがありました。今日は、暑い中にもかかわらず、避難をする訓練に真剣に取り組んでいました。
 避難訓練というのは、もしも大きな災害や事件があった時にも、自分の命、そしてみんなの命を守れるようにするという大切な訓練・練習という勉強です。
 4月には熊本県で大きな地震があり、8月には大きな台風が2回来ました。おとといは台風10号が近づき、登校を1時間遅らせました。深谷小学校ではそれだけですみましたが、東北や北海道では、9人の方々が亡くなったりたくさんの家が流されたりしたというニュースがありました。8月22日の台風9号の時は、深谷小学校の近くを流れる唐沢川の水位がかなり上がり、もう少しで避難をしなければならないところでした。

 地震や台風、竜巻や雷など、命を奪うような災害が、深谷小学校のみなさんの近くで起きないとはいえません。その時に、しっかりと自分の命を守り、周りの人が自分の命を守る邪魔をしない行動ができなければいけません。

 今日9月1日は防災の日、93年前に14万人以上の方々の命を奪った関東大震災が起きた日です。人間は、自分が体験していないことでも、勉強して、もしも自分だったらと考え備えることができる生き物です。そういう人間の勉強の中で、一番大切なのは、今日の避難訓練のような命を守る勉強です。

 大きな災害で逃げる時の合い言葉は「お・か・し・も」です。「前の人を押さない、駆けない・走らない、しゃべらない、途中で戻らない」というちゃんとした逃げ方を知っていれば、自分の命も、周りの人の命も守れたのに、という後悔、残念で悔しい思いは、絶対にしてはいけません。
 知っていれば自分で考えることもできるようになります。もしもの時は先生が近くにいるとは限りません。そんな時は皆さんが自分で考え・判断して、逃げなくてはいけません。ですから特に5・6年生は、先生から言われたことを自分でも考え自分で判断しながら行動するようにしましょう。
 これからも避難訓練をします。大切な命を守る勉強だからです。みんなで、みんなの大切な命を守り合えるようになっていきましょう。

 これで、命を守る避難訓練のお話を終わりにします。


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