4月8日、はじめて深谷小学校の子供たちに顔を合わせることに、
わくわく・ドキドキしていました。
朝礼台の上から、校庭に整列した2年生から6年生までを見渡すと、
一つずつ学年が上がったことに胸を張っている
キラキラした表情でいっぱいでした。
そんな子供たちに、「小さな紳士・淑女になっていこう!」という
本年度の深谷小学校としての取組を、次のように伝えました。
皆さん、おはようございます。進級おめでとうございます。
今日から皆さんは、1学年ずつ進級し、
新しい学年やクラスでの生活が始まりました。
4月6日には、6年生の皆さんが、入学してくる1年生のために、
お掃除や飾り付けなど、いろいろ準備をしてくれました。
6年生の力で、学校がとてもきれいになりました。ありがとうございました。
6年生の皆さんには、最高学年として、
深谷小学校の代表・お手本としての活躍を期待しています。
2年生から5年生の皆さん、一つずつ学年が進んで、
お兄さんお姉さんになりました。
2年生、3年生、4年生、5年生・・と呼ばれても、
まだピンとこないかもしれませんが、
教室も先生も、一緒に生活するお友達も、靴箱も、それぞれ変わりました。
新しい気持ちで、勉強に運動にがんばってください。
学年が一つずつ上がって、やらなければいけないことが増えて
大変だなぁと思う人がいるかもしれません。
でもそれは、やらなくてはいけないことが 増えて大変なことなのではなく、
やれることが増えていくのが楽しいということなのです。
勉強も運動も、いろいろなことができるようになります。
そのことは、一つ下の学年でやってきてわかっていますよね。
例えば長縄跳び。どのクラスも始めたときよりずっと上手に
回数多く跳べるようになったと先生方から聞いています。
みんなと励まし合って練習することや、
上手になることが楽しかったのではないでしょうか。
一つ学年が上がって、できることが増えるということは、
頑張って練習できることが増えるということです。
できるようになるかどうかは、練習や勉強をやるかやらないかです。
深谷小学校では「小さな紳士・淑女」
「Ladys and Gentlemen」を育てていくことにしました。
「小さな紳士・淑女」は、「夢をもち一歩一歩努力する」ことができます。
世界一の女子サッカー選手となったことのある沢ほまれさんは、
「夢は見るものではなく、叶えるもの」と言っていました。
一つずつ上がった学年で、皆さんの夢を叶え、目標を達成できるように、
一人一人が長縄跳びの練習のように、
今はできないことに挑戦し、
失敗しながらできるようになっていってほしいと思っています。
深谷小学校の先生方は、挑戦して失敗しても、
「頑張っているね」と誉めることはあっても叱ることはしません。
頑張る皆さんを、一生懸命に応援します。
夢や目標に挑戦し、あきらめず、
近づき・できるようにする1年にしていきましょう!
これで、1学期の始業式のお話を終わりにします。