7月1日に、今月の『論語』とチャレンジ課題「マザーテレサの言葉」を掲示しました。
7月の『論語』
子曰く、「これを知る者は、これを好む者にしかず。」 雍也第六 二十
夏休みに向けて、勉強を「知る」だけにとどめず「好む(好きになる)」まで関わってほしいなと思い、この言葉を選びました。
7月のチャレンジ課題は、マザー・テレサの言葉です。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、 それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
使われている言葉は、小学生、特に低学年には難しいと思いますが、『論語』と同じように難しい言葉も覚えさせていこうと考えています。意味は覚える過程で興味をもてば想像したり教えてもらったりすればよいです。
とはいえ、頭の中の「思考」は目には見えないから、どんなことを考えてもよいのではなく、それが言葉、行動となって周りにも伝わるようになることや、習慣、性格となり運命となっていくことを、深谷小学校の子供たちの記憶の中に種子として蒔いておきたいと思ってもいます。性格も運命も与えられるものではなく、思考に始まる自分の小さな意志の積み重ねであることに気づいてほしいと思っています。
※ 難しいかなと思って出した7月のチャレンジ課題でしたが、なんと校長室前と各教室に掲示された7月1日の昼休みには、校長室で4名が暗唱してくれました。びっくりです