開校150年を記念して

★11月26日(土)に150周年記念式典を実施しました。

YouTubeチャンネルより


Part1


Part2


Part3


村岡桃佳選手からのメッセージは、期間が終了したので
公開を終了しました。

 

お知らせ

 マスクの着脱について
 国や県からの学校生活におけるマスク着用についての方針を受け、本校としても以下の対応と致します。
 
〇登下校時はマスク着用の必要はありません。その際、他の児童との距離を十分確保し、会話を控えて登下校を行います。
 〇体育授業の際は、マスク着用の必要はありません。その際は、児童の間隔を十分に確保することに留意します。
 ご理解ご協力をよろしくお願いします。

※県からのマスクに関するリーフレット→⑤【保健体育課】リーフレット_マスクの着脱メリハリつけて!.pdf
③【県教育委員会】マスク啓発リーフレット.pdf
※屋外でのマスクの取り扱いについて→

 
 
 

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2016/06/30

小さな志

Tweet ThisSend to Facebook | by:校長
        心のこもった清掃  
-小さな志(こころざし)を見せてもらいました-

-校長室は特別なところです。いろいろなお客様がいらっしゃるところです。
ですから、校長室に入る時には、いきなりドアを開けるのではなく、『コン、コン』と2回ノックして中から「どうぞ」という言葉が聞こえたら
「失礼します。□組の〇〇です。暗唱を聞いていただきに来ました。」と言って入っていらっしゃい。-と「小さな紳士・淑女」を目指す子供たちに言っています。少しずつ、校長室を訪れる子供たちの「小さな紳士・淑女」ぶりが増してきたように思うこの頃です。

開校記念日に、心を震わされるような言葉に出逢いました。
それは、校長室掃除担当の6年生の男の子から、ボソッと発せられました。
その日その男の子は、昼休みの半ば過ぎから、校長室に何度か顔を出していました。暗唱を聞かせに来ている子供たちがいることがわかると、すっと戻っていきます。2~3回そうしたことを繰り返し、最後は校長室に入って暗唱が終わるのを待っていました。
暗唱を聞き終えた後、不思議に思って「今日はどうしたの?何度か顔を出してくれていたけど・・・」と尋ねました。その言葉と出逢ったのは、その時でした。
「校長先生、清掃当番が今日で変わります。ぼくが校長室掃除ができるのは今日が最後です。今までも一生懸命やってきましたが、今日は特に心を込めて掃除しようと思って、少し早く来ました。」
持ってきた雑巾でテーブルを拭きながら、つぶやくようにそう言ったのです。

私は言葉に詰まってしまいました。
深谷小学校の最上級生として身に付けてほしい「心」を身に付けていると思いました。私は「周りのために自分にできることを精一杯やる」ということが「志(こころざし)」につながると考えています。彼は「小さな志(こころざし)」を身に付けていると感じました。そして志を行動に結びつける力も身に付けています。
もちろん、深谷小学校の最上級生として身に付けてほしい「心」の全てを身に付けているわけではありません。しかし、その大切な部分を確かに身に付けていると思いました。そして、身に付けた「小さな志」から更に大きは「志」に広げていってくれると確信しています。

清掃開始の校内放送が耳に届いたのは、こうした感慨を味わった後でした。
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