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  マスクの着脱について

 国や県からの学校生活におけるマスク着用についての方針を受け、本校としても以下の対応と致します。
 
〇登下校時はマスク着用の必要はありません。その際、他の児童との距離を十分確保し、会話を控えて登下校を行います。
 〇体育授業の際は、マスク着用の必要はありません。その際は、児童の間隔を十分に確保することに留意します。
 ご理解ご協力をよろしくお願いします。

※県からのマスクに関するリーフレット→⑤【保健体育課】リーフレット_マスクの着脱メリハリつけて!.pdf
③【県教育委員会】マスク啓発リーフレット.pdf
※屋外でのマスクの取り扱いについて→

 
 
 

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2016/06/07

校長授業3

Tweet ThisSend to Facebook | by:校長

6月7日(火)、今朝は全校朝会がありました。
講話による校長の授業も3回目。
今月は、歯と口の健康週間にちなんで
虫歯の治療(自分の悪いところをきちんと直す)と
このところ深谷市内で交通事故が多発していることを受けて
自分の命を守ることとの2つ話題で構成し、
「自分を大切にすること」について話をしました。
今回の課題は前回に続き、講話全体を聞いて題名をつけることにしました。


 おはようございます。6月の校長先生の授業の課題も、「校長先生のお話に題名をつけよう」とします。これから始めるお話をよく聞いて、題名を付けてください。では、始めます。

 5月の全校朝会では、深谷小学校の皆さんが目指す「小さな紳士淑女」に大切なことを3つお話ししました。その3つめは、志を高くし、まだできないことや難しいことに挑戦するということでした。ちょっと違う言い方をすると、「自分を大切にする」ということです。今日は「自分を大切にする」ということについて、2つのことから考えます。

 1つめは、「自分の悪いところをきちんと直す」ということです。皆さんは、自分の悪いところを知っていますか?ちょっと考えてみてください。
 いくつか見つかりましたか?では校長先生から皆さんの1/5くらいの人にあてはまる悪いところを教えます。それは、「虫歯」です。自分の悪いところとして「虫歯」に気づいた人は手を挙げてください。
 あれ?おかしいですね、保健室の永野先生から「歯医者さんに行って治してもらってください」というおたよりをもらった人が122人いるはずです。永野先生からおたよりをもらった人は手を挙げてください。
 自分の悪いところは、自分では見つけにくいものがあります。痛くなる前の「虫歯」もその一つです。でも、「虫歯」は自分の力では、残念ながら治すことはできません。放っておけば、どんどん悪く、そして痛くなっていきます。永野先生からおたよりをもらった122人のほとんどは、それほど痛くはないのだと思います。だから自分では気づいていないのです。でも、歯医者さんに治してもらわないと、必ず痛くなります。そうなってしまうと痛いだけでなく治すのに時間もかかってしまいます。「虫歯」は自分では治せません。「虫歯」があると教えてもらっているのに、歯医者さんに行かないのは「自分を大切にしていない」ということです。「自分を大切にする」とは、他の人から教えてもらった自分の悪いところを、すぐに直そうと行動できることです。122人の人は、永野先生から「自分を大切にする」手がかりをいただいたのですよ。「歯医者さんに行って治してもらう」という「悪いところを直す」行動を、すぐにとりましょう!

 2つめの「自分を大切にする」とは、「自分の命を守る」ということです。5月20日の避難訓練では、残念ながら「自分の命を守る」ということへの真剣さが感じられませんでした。「自分の命を守る」場面というのは、ほとんどは急にやってきます。
 地震や火事といった災害ばかりではありません。「交通事故」もその一つです。去年、深谷小学校では、残念で残念で、悲しくて悲しくて悲しくてたまらない事故がありました。大切な大切な、皆さんの「命」というのは、ほんの一瞬で失ってしまうこともあるのです。
 実は、深谷市では、今年の1月から3月までに4人の方が交通事故で亡くなっています。これは大変だということで、深谷の市長さんを中心に、埼玉県警察と協力して「交通事故防止特別対策」という取組を今、一生懸命にやっています。パトカーや白バイに乗った警察の方をよくみるなぁと思いませんか?深谷市でも埼玉県でも、深谷市の交通事故をなくそうと頑張っています。でも、でもです。おとといの日曜日までの1週間で、深谷市の小中学校の児童生徒が3人、交通事故に遭い、救急車で運ばれています。一人は頭の骨が割れてしまい、入院しています。幸い命にかかわる状況ではないということです。自転車に乗っていての事故が2件、道路に飛び出してしまった事故が2件です。だから1件の事故は、自転車に乗って飛び出してしまったものです。市長さんや警察の方々がどんなに一生懸命になっても、交通事故は起こってしまいます。一人一人が「自分の命を守る」という気持ちをもち、行動を取らなければ「自分の命」は守れないのです。
 皆さんは交通事故に遭わないための合言葉を知っていますよね。1年生が下校するときに毎日みんなで言っている声は、校長室まで聞こえてきます。
 「もしかして 止まる 見る 待つ 確かめる」です。全校のみんなで言ってみましょう。今日からは、その後に「絶対に飛び出さない」を付け加えましょう!
「もしかして 止まる 見る 待つ 確かめる。絶対に飛び出さない!」

 今朝は、「自分を大切にする」ということについてお話ししました。
 これで、6月の全校朝会のお話を終わりにします。

4月・5月は、パーツを構成している具体的な話題は頭に残っていても、
話全体をとらえられない児童が目立っていました。
そこで今回は、全体を貫く主題を、話のはじめと終わりに示し、
その言葉を意識しやすくしてみました。
さて、今回は適切な題名を付けられる児童はどのくらいいるでしょうか?


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