食育の成果や嗜(たしな)み-ご家庭や学校で学び身に付けたもの
修学旅行を振り返って②-
修学旅行では、6年生と一緒に食事をとることが3回ありました。
その中で、食事のマナーや食べるということに対する
深谷小学校の子供たちの意識の高さを感じました。
割り箸の袋を使って、箸置きを作っている児童が何人もいました。
その中の一人に「誰に教えてもらったの?」と尋ねると、
にっこり微笑んで「お母さんに教えてもらいました!」と答えました。
ご家庭での食卓か、外食に出られた先で教えていただいたのでしょう。
その時の微笑ましい様子が脳裏に浮かび、
私の方が幸せな気持ちにさせられました。

こちらはまた別の子のお膳ですが、残さいが全くなく、
しかもきれいに食べられていました。
きっと、「食材」や「食材を作ったり届けたりしてくださった方」
「料理してくださった方」等への感謝の気持ちをもって
「食事」をしているのだなぁと感じました。

深谷小学校では、栄養教諭を中心に学校給食等を通した
「食育」に力を入れています。
しかし、こうしたちょっとした
嗜(たしな)みは、
学校だけではとうてい身に付きません。
人を彩るこうした嗜みも、ご家庭や地域の方々と力を合わせ
是非子供のうちから身に付けさせていきたいと思っています。