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子曰く、「君子は人の美を成す。 人の悪を成さず。小人は是に反す。」
弥生(3月)の『論 語』は、 「デキる人は人のよいところを見つけてそれを伸ばしてあげる。悪いところはきちんと本人に伝えて直してあげる。ところがイケてない人はこれと逆のことをする。」という意味の言葉です。 『論語』には「君子」という言葉が「小人」という言葉と対になってよく使われます。「君子」は目指してほしい立派な人物と孔子が考えている人物像です。「小人」はその反対です。 今回取り上げたところでは、人との接し方について「君子」と「小人」が対比的に述べられています。「人のよいところを見つけて伸ばしてあげ、悪いところはきちんと本人に伝えて直してあげる」、そんな関係を友達をはじめとした人との接し方を、深谷小学校の子供たちにはしてほしいと考えて、年度の締めくくりとなる3月に、この言葉を取り上げ暗唱してもらうことにしました。 併せて、「小人」がする、「逆のこと」というのはどういうことなのかについても考えてほしいと思っています。【人のよいところにいちゃもんをつけて足を引っ張ったり、本人がいないところで悪いところを言いふらして喜んでいる。そうやって人を見下したりおとしめたりすることで、自分の方が優位に立っていると勘違いしている。】そんなことなのではないでしょうか? 「君子」と「小人」について、子供たちがそれぞれの視点で考え、自らを見つめ直す機会にしてもらえたら、嬉しいです。 |
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