除夜の鐘を聞きながら・・・
-伝え・教わる→伝統・文化-紅白歌合戦を見終え、少しすると、除夜の鐘の音が聞こえてきました。
鐘の音に促され瀧宮神社に初詣に行ってみました。
瀧宮神社まで歩いていると、いろいろな方向から少しずつ違う鐘の音が合奏のように聞こえてきます。きりりとした寒さと合わさって、何となく背筋がのばさなければという気持ちになります。

瀧宮神社にはたくさんの人が列をなして並んでいました。列の整理をされている方の中には深谷小学校のPTAでお世話になっている方もいました。地域の様々な営みを地域で担っていることを感じました。
並んでいると、3年生の男の子がお母さんと一緒に挨拶をしてくれました。家族以外と交わした今年最初の「あけましておめでとうございます」という新年の挨拶でした

手水舎で柄杓を使って手・口を清めると、もうすぐです。

軽く会釈をして、お賽銭を入れ、二礼・二拍手・一礼する、そんな作法をみんなできているというのも、当たり前のようですごいことなのではないかと思います。小さな子供たちも、おうちや並んでいる時に教えてもらっているのでしょう。教え学ぶ場を与える・用意することの大切さを感じました。
お参りを終えて戻る時に「あっ、校長先生!」と声をかけてくれた子がいて、2回目の新年の挨拶をし、家路につきました。除夜の鐘はもう聞こえませんでした。静かな夜道を帰る時は、寒いはずなのになぜかほっこり温かくなっているように感じまた。
お正月シリーズ №1
