めあてをもってチャレンジを続けたことを賞します
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「意欲」という学力に対する313枚の賞状
-12月22日、2学期の終業式の前に行った賞状伝達の中で、チャレンジ課題の表彰を行いました。2学期のはじめに「毎月示している暗唱のチャレンジ課題を、2学期の4ヶ月分を全て暗唱し、校長室で合格をもらえた者に賞状を出す」と子供たちに伝えてあったものです。
賞状の多くは、コンクールや競技会など、多くの参加者・応募者の中で優秀な成績を収めた者に贈られます。どうしても他の人との比較により決められるので、頑張ったからといって必ずもらえるものではありません。そうした切磋琢磨の機会も大切です。しかし、他の人との比較だけではなく、意欲をもってやり遂げたことを表彰する機会も是非設けたかったので、今年度4月からチャレンジ課題を示し、それを学期ごとにやり遂げた者を2学期から表彰するようにしました。
子供たちに身に付けさせる「学力」には、知識や技能、あるいは思考力・判断力・表現力だけでなく、「やってみよう」という興味・関心や意欲、「やり遂げる」姿勢や根気も含まれています。しかし、そうした大切な「学力」を身に付けたことを讃える機会があまりにもなかったのです。
9月から12月まで、4つのチャレンジ課題をすべて暗唱し、わざわざ校長室に来て、ドアをノックし、「失礼します・・・」と言って入り、校長の前で覚えた詩を暗唱するということは、決して簡単なことではありません。まず自分から行動しない限り校長室には来られませんし、来てもたくさんの人が暗唱に来ていれば順番が回ってこないこともよくあります。校長が出張している日も来客や電話の対応をしていることもあります。こうしたことを乗り越え、あきらめずに続けなければ、4つの合格はもらえないのです。
はじめての表彰の対象者が、313名もいたことを、私はとても嬉しく、誇らしく思っています
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※ 12月は、校長室を飾っていた25のChristmas Decorationsを少しずつ紹介してきました