文字を習得するプロセス
-1年生の掲示から考える-
今日7月7日は、七夕です。
児童会役員が深谷小学校の七夕飾りを施した竹を、
既に中山道に飾り付けてくれましたが、
深谷小学校の校舎内にも七夕飾りが飾られています。

そんな七夕飾りと一緒に、1年生と2年生の廊下の掲示物を見ながら、
子供たちが文字を習得するプロセス、
言い換えれば習得させるプロセスを考えました。
文字、ここでは「ひらがな」についてですが、その習得は「音」と「文字(形)」を
結びつけるところから始まるのだと思います。
現在の1年生の習得は、ほぼそれはできている状況です。
ですから、それを紙粘土で造形し彩色するという
図画工作の学習で材料として取り上げ、
文字(ひらがな)に対する興味・関心を改めて喚起させています。
同時期に、つなぐことば(助詞)を適切に使うという学習に
「カルタづくり」という活動を通して取り組ませています。
図画工作で文字の形についての興味・関心を高め、
国語で字形も意識させつつ
文字の意味を教え使わせることで身に付けさせています。

この子は、またずいぶんと複雑な読み札の言葉を考えたものです
1年生は、これからあらゆる学習で使う「文字」について、
様々なアプローチからふれ、様々な場面で使い、習得・習熟しています。