「無理」なんて言えない!
-「無理」を克服してみせてくれるパラリンピック-9月9日(金)ももう少しで終わろうとしている22:45

ビッグタートルで行われた「リオ・パラリンピック日本代表 高桑早生選手を応援しよう!!」パブリックビューイングに行ってきました


深谷市出身の高桑早生さんは、小学校6年生の時に骨の病気となり、中学校1年生の夏に治療のため左足を膝下で切断したそうです。一輪車や逆上がり、テニスやスキーなど運動が大好きだった早生さんは、中学2年生から義足で歩くようになり、中学3年生の体育祭ではリレーで75mを完走し、友達や先生を驚かせたそうです。高校1年生の秋には国体に出場し、大学2年の夏、ロンドン・パラリンピックに出場しました。
そんな早生さんも、左足を切断したときは「走ることなんかもう一生ないと思った」そうです。中学校1年生だったその時に、もし早生さんが走ることなんてもう「無理」とあきらめていたら、今のパラリンピック出場は決してなかったはずです。
早生さんだけでなく、パラリンピックに出場している選手、そして出場を目指して挑戦したすべての選手たちは、心身の障害さえ言い訳にせず、自分の可能性に挑戦している人たちです。今月の暗唱のチャレンジ課題にある「自分は自分の主人公 自分を立派にする責任者」というのはどういうことか、パラリンピックは具体的に教えてくれます。
私たちが「無理」と言う時の「無理」の原因は、走るということについて足を失うことよりも難しいことでしょうか?