校長先生は「世界に一つだけの花」と
「校歌」が好きなの?登校の様子を見終えて、
子供たちが大切に育てているアサガオやホウセンカを見ている時でした。
2年生だったでしょうか、私のところに近寄ってきて
「校長先生は「世界に一つだけの花」と「校歌」が好きなの?」
と、ちょっと首をかしげた愛らしい仕草で尋ねられました。
「えっ、どうしてしってるの?」と驚いていると、
「うふふふふ」と微笑んでいました。
校長室に戻って、いろいろ考えていると、5月31日に発行された
PTAの広報紙『いしずえ』が目に入りました。
原稿を書いたのがしばらく前だったので、
自分が書いた内容を忘れていました。
私の書いた短文には、低学年では習わない漢字がたくさん入っています。
あの子も自分だけでは読めなかったはずです。
きっとご家族の誰かに読んでいただいたのでしょう。
その時の微笑ましいご家庭の様子を思い浮かべていると、
自分の表情が緩むのが分かりました。「嬉しいな」と感じました。
PTAの広報紙『いしずえ』を囲んで、学校や教職員一人一人のことを
いろいろと話してくださっていたのでしょう。
マザー・テレサは「愛の反対は、無関心」と言いました。
深谷小学校や深谷小学校の教職員に関心をもっていただいていることが
嬉しかったです。
小さな紳士・淑女たちの期待に応えられるように頑張らなくてはと思いました。