子曰く「己の欲せざる所は
人に施すことなかれ」
(衞霊公第十五)
11月の『論語』は、「自分がしてほしくないと思うことは、他の人にもしてはいけません。」という意味の言葉です。篠崎前校長先生が平成26年5月にも出していますので、3年生以上の子供たちは、記憶を辿りながらすぐに暗唱できるのではないかと思います。
11月7日から18日まで「人権旬間」とし、子供たちに「人権」ということに目を向け考えさせる期間にしたいと考えています。そこで、11月は『論語』もチャレンジ課題も「人権」を考えるヒントになりそうなものを選んでみました。
「己(おのれ)」「欲する」「施す」は、小学生が使うことは普通はない言葉です。こうした普段着ではない言葉にも、『論語』暗唱の中でふれさせておいて、深谷小学校子供たちの語彙に入れ込んでいけたら考えています。