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埼玉県教育委員会メールマガジン
「教育さいたマガジン」No.177-3
-家庭教育情報号-
■□平成30年(2018年)9月28日(金)発行■□
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目次
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1.親の学習
2.家庭学習のポイント
3.今月の本-県立図書館からのおすすめ-
4.県教育委員会公式SNSの登録のお願い
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1.親の学習
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◇江戸時代の町衆は、子供たちを人としての「立ち振る舞い」ができるようにするため、大変、熱心に子育てをしていました。今回は、江戸時代の先人から学ぶ興味深いお話を御紹介いたします。
◆「15歳までの教育を大切に」
~三つ心 六つ躾 九つ言葉 十二文 十五理で末決まる~
○三つ心
江戸の町衆は、人間を脳・体・心の三つから成っていると捉え、心は脳と体を結びつける糸のような物と考えていました。3歳までにこの糸を綿密に張り、人を思いやる心の大切さを理解できる子に育てようと、愛情を注いていたようです。
○六つ躾
6歳までに、往来しぐさや日常茶飯事のしぐさなど、癖となるまで繰り返し教えました。
町衆は6歳までをこうしたしぐさを身に付けさせる大切な時期として捉えていました。
○九つ言葉
9歳までには、相手を敬う挨拶や大人の言葉、世辞が言えるように育てていました。世辞というのは、今でいうお世辞ではなく、社交辞令、付き合い上の応対の言葉を指します。
○十二文(ふみ)
12歳までに、「読み、書き、計算」ができるように育てていました。主人の代書(注文、請求書や苦情処理書など)が務まるよう子供を育て、主人の代行ができるように育てていたとも言われています。
○十五理(ことわり)
15歳では、物事の道理(経済・物理・化学・心理学など)が理解できるように育てていました。この年齢になると、商人に向く子や、学者の道に進む子など、子供の個性を尊重して、能力を洞察し、進路を決めていました。
時代は変わっても、先人の教えから学ぶ『子育てのヒント』が、ここにもあるように思えます。こうした子育てのヒントは、「埼玉県家庭教育アドバイザー」からも学ぶことができます。
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2.家庭学習のポイント
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小学校社会科編~世界遺産について調べてみよう~
社会科の家庭学習のポイントをある親子の会話から探ってみましょう。
子:「ねえ、学校から社会科の家庭学習として、テーマを決めて学習をする課題が出たんだけど、何がいいと思う。」
親:「そうだな、世の中で起きている出来事やニュースで興味があるものは何かないかな?」
子:「うーん。分からない。」
親:「そうか、じゃあ、今年の6月30日に『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』が世界文化遺産登録されることが決まったんだけど知ってる?」
子:「知らない。世界遺産って何?」
親:「じゃあ、世界遺産について調べてみるのはどう?
『世界遺産ってどんなもの』とか、『日本や世界にいくつある』とか調べてみるのもおもしろいんじゃない!?」
子:「うーん。でも、どうやって調べるの?」
親:「よし!それじゃ図書館に行って調べてみよう!!」
【〈実践〉調べてみよう!】
・世界遺産とは何か
・日本には、いくつ世界遺産があるか
・外国の世界遺産を合わせて全部でいくつあるのか
・日本(外国)の気になる世界遺産(名称、場所、どんなもの)
【〈発展〉作ってみよう!】
・世界遺産クイズ
・お気に入りの世界遺産紹介ポスター
・世界遺産マップ
※マップ作りは、都道府県や国の名称と位置を覚えることにもつながります。
【〈番外編〉実際に行ってみよう!】
・「百聞は一見にしかず」。調べた後、行ってみることで興味・関心が広がり、
地理や歴史の学習に対する意欲の高まりが期待されます。
○小学校社会科の家庭学習についてのアドバイス
・新聞やニュースの内容などについて、親子で話題にしてみましょう。
親子で一緒に調べたり、考えたりすることで、子供の学ぶ意欲がさらに向上します。
・副教材の地図帳を活用しましょう。
47都道府県を覚えると、社会で起きている出来事を見る視野が広がります。地図帳には世界遺産などの情報も記載されています。
ぜひ、新聞やニュース、学校で学んでいる内容について、親子で会話を楽しんでください。
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3.今月の本~県立図書館からのおすすめ~
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県立図書館司書がおすすめする児童書を御紹介します。
■『りんご 津軽 りんご園の1年間』
叶内拓哉/写真・文
福音館書店 2006年5月(対象:小学校高学年)
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実りの季節になりました。
おいしい果物がいっぱいの季節。
花は可憐な白、果実は真っ赤‥‥‥
あまくておいしいりんごを実らせるために、農家の人々はさまざまな作業や工夫をしています。
青森県弘前(ひろさき)市のりんご畑では、まだ雪が残る3月から、りんご作りが始まります。りんご農家の仕事は大変です。
「剪定(せんてい)」「摘花(てきか)」「受粉(じゅふん)」「消毒」「実すぐり」「袋かけ」「玉まわし」等々、いくつもの作業が次々と続きます。寒くても、暑くても畑での仕事は山積みです。育てて出荷するまでの間に、1個の実に少なくとも
10回の手間かけが必要になるというりんご作り。
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りんごとりんご園に来る虫や鳥、動物、そしてりんご園で働く人たちの“素顔”、
りんご農家の1年を写真で紹介しています。りんご園に10年以上通いつめた
写真家によるルポルタージュです。
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こちらで紹介している本は、「彩の国わくわくこどもページ」「埼玉県立図書館こどもページ」にも掲載しています。
興味のある方は、こちらのページもご覧ください。
※彩の国わくわくこどもページ
http://krs.bz/saitamg/c?c=1553&m=397&v=6aabe53b
※埼玉県立図書館こどもページ
http://krs.bz/saitamg/c?c=1554&m=397&v=1c127d95
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4.県教育委員会公式SNSの登録のお願い
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