令和4年4月1日付で深谷市立深谷小学校の校長となった 片桐 雅之 です。
深谷小学校の先生方とともに、「こころざし高く思いやりのある深小っ子」の育成に、熱意と誠意、創意をもって取り組んでまいります。
保護者並びに地域の皆様におかれましては、深谷小学校の教育活動に対しまして、引き続き、ご理解とご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
また、4月8日に実施させていただいた入学式の式辞を掲載させていただきます。
令和四年度 入学式 式辞
校庭のソメイヨシノやパンジー、マリーゴールドなど数多くの花々が本日の入学式をお祝いするように自らを輝かせ、新しい仲間である新入生の皆さんを迎え入れようとしています。
春爛漫のこの佳き日に、保護者の皆様の御臨席を賜り、令和四年度深谷市立深谷小学校の入学式が挙行できますこと、心から御礼申し上げます。
六十九名の一年生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
今日から皆さんは、深谷小学校の一年生となります。ここにいる深谷小学校の先生方と上級生となる二年生から六年生の子供たちも、皆さんと出会える今日の日をずっと心待ちしていました。
ここから皆さん一人一人を見ると、皆さんの姿勢がとてもしっかりとしていること、目がキラキラ輝いていることを本当に頼もしく思います。
そうした皆さんに入学にあたり、私から三つの種を分けたいと思います。
まず、一つ目は、「夢の種」です。
皆さん、「こうなりたい」「こうしたい」と思うことがあると思います。そうした気持ちがふくらみ成長していくと、それは、やがて夢や目標となっていきます。大いに夢を持ちましょう。そして、夢の種を皆さんの中ですくすくと成長させていきましょう。
二つ目は、「笑顔の種」です。
いつもニコニコ笑顔で友達と過ごせる学校、そして学校であったことを笑顔でお家の人たちに話せる学校、そんな学校にしたいですね。笑顔は既に皆さんの中に根付いている種です。人への思いやりと支え合いを栄養にして、もっともっと大きくしていきましょう。
三つ目は、「元気の種」です。
私は、深谷小学校を日本一元気な子供たちと先生がいる学校にしていきたいです。お兄さんやお姉さん、そして先生方を見習って元気なあいさつや返事ができる、そして校歌が響きわたる学校にしていきましょう。
新入生のみなさん、この三つの種を大切に育て一緒に明るく楽しい深谷小学校にしていきましょう。
保護者の皆様、本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。お子様の晴れ姿をご覧になって、感慨もひとしおのことと思います。心からお喜び申し上げます。私たちは、本日より大切なお子様をお預かりいたします。
「こころざし高く 思いやりのある深小っ子」に育てるため、教職員一同、誠心誠意努力してまいります。
新型コロナウイルス感染症が未だ終息しない状況ですが、学校は基本的な感染防止対策を徹底しながら教育活動をできる限り継続してまいります。しかしながら、感染の状況によっては急な予定の変更などご心配とご迷惑をおかけすることもあろうかと存じます。子供たちの安全と安心を確保していくという観点から、何卒ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
また、先ほどお話しした三つの種は、ご家庭と地域、学校が一体となって育てていくものと考えます。子供たちに朝ご飯をしっかりと食べさせ一日の頑張りエネルギーをいっぱいにしてください。そして、「いってらっしゃい」「おかえり」「おはよう」「おやすみ」など、いっぱい子供たちに声をかけてください。愛情と思いやりは、そうした心のやりとりから、はじまっていくものと考えております。ぜひ、ご協力をお願いいたします。
結びに、御臨席の皆様の御健勝と御発展を心より祈念申し上げ、入学式の式辞といたします。本日のご入学、誠におめでとうございます。