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 【埼玉県教育委員会からのお知らせ】
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  マスクの着脱について

 国や県からの学校生活におけるマスク着用についての方針を受け、本校としても以下の対応と致します。
 
〇登下校時はマスク着用の必要はありません。その際、他の児童との距離を十分確保し、会話を控えて登下校を行います。
 〇体育授業の際は、マスク着用の必要はありません。その際は、児童の間隔を十分に確保することに留意します。
 ご理解ご協力をよろしくお願いします。

※県からのマスクに関するリーフレット→⑤【保健体育課】リーフレット_マスクの着脱メリハリつけて!.pdf
③【県教育委員会】マスク啓発リーフレット.pdf
※屋外でのマスクの取り扱いについて→

 
 
 

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校長室より >> 記事詳細

2023/05/03

人権集会を対面で実施

Tweet ThisSend to Facebook | by:校長
 5月2日に全校児童を体育館に集めて人権集会を行いました。以下のような話をしました。

 今日は、人権集会です。人権とは、人が、生まれながらにもっている人らしく生きるための権利です。自分自身を守る権利であると同時に他の人を守る権利でもあります。

 本日の人権集会は、全校の児童がこの場所に集ってのものとしました。それだけ大切な集会であるとことを理解してください。

さて、みなさんは冬のオリンピック競技にモーグルという競技があることを知っているでしょうか。そのモーグルに上村愛子という選手がいたこと、知っていますか。モーグルはスキーでこぶのある急斜面をすごいスピードで滑り、途中空中で2回演技をする競技です。

 上村選手は、オリンピックの代表として活躍しましたが、惜しくもメダルには届きませんでした。しかし、その後、ターンの技術を磨き、誰よりも速く滑れるようになったため、ワールドカップでたくさんの勝利を重ねることができました。

 ある新聞に、その上村選手のお母さんが娘さんについて話したことが載っていました。とても心に残っていますので、みなさんに紹介してみます。

 上村さんの「愛子」という名前は、将来、みんなから愛される子どもになってほしいと願って、ご両親がつけた名前だそうです。

 しかし、お母さんは、「愛されるかどうかは相手があることなので、みんなに愛される子どもに育てることは、とてもむずかしいことだということがわかった。そこで、考え方を変えて、自分からみんなを愛する子ども、他人に思いやりをもって接することのできる子に育てよう、それならできると考え、そういうふうに育てた」というのです。 私は、これを読んだとき、上村選手がどんなときでも笑顔でインタビューに答え、他の人に優しく接することができるのは、そういうことだったのかと納得しました。

 それと同時に、私はハッとさせられました。私はそれまで、「あの人は自分にあいさつをしてくれない」「あの人は自分に話しかけてくれない」「あの人は自分を認めてくれない」などと不満に思ったり、相手を疎ましく思うようなことがありました。

 しかし、この話を聞いたときから「そんなことで不満を持つのはやめよう。自分の方から挨拶すればいいんだ。自分の方から話しかければいいんだ」と思い、少しでも実行するよう心掛けました。それからは、自分の心もずいぶんと軽くなりました。

 みなさんの中にも、同じような思いをもっている人がいるかもしれません。どうかみなさん、これからは、もっともっと何事も「自分から」ということを心掛けていってください。そうすることで、毎日が明るくなるとともに、みなさん自身もひとまわり大きく成長していくに違いありません。

「花は色、そして香り。人は心、そして優しさ」です。みなさんの優しさであふれた深小にしてください。

 


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