国語の教科書から図工を学ぶ!?①
3年生のみなさん、こんにちは。先生たちから配られた課題は進んでいますか?
まだ学校で習っていないことがたくさんあったかと思いますが、教科書をよく読んで、よく考えて、答えを見つけましょう。
今日は、教科書の見方はいろいろあるというお話です。
まず、これは何のお話の絵でしょうか?

3年生のみなさんならすぐわかりますよね。
『アレクサンダとぜんまいねずみ』の絵ですね。この作者は、
レオ・レオニという外国の絵本作家さんです。お話も絵もレオ・レオニさんが作ったということです。
さて、みなさん、この絵を見て、
「アレクサンダ」と「ウイリー(ぜんまいねずみ)」を見分けることができますか?
これも、お話をよく読んでいるみなさんなら、かんたんですね!
左上にいるのが「アレクサンダ」で、
右下にいるのが「ウイリー」です。どうやって見分けるかというと・・・

「せなかに、
ぜんまいをまくねじがついているのが、
ウイリーだ!」

「それに、足のところに
車がついているから、右下が
ウイリー!」
このように考えた人が多いと思います。でも実は、
ほかにもこの2ひきのちがいがあるんです。気づけた人、いるかな?
このちがいに気づくために、
「ねずみの作り方」に注目してみます。
レオ・レオニさんは、いろいろな画用紙を切って、耳・体・足・しっぽなどの体の部分を作って、そのパーツを組み合わせてねずみを作っていたそうです。この作り方は「コラージュ」といい、図工で学習する技法の1つです。 では、もう一度、1枚目の写真にある「アレクサンダ」と「ウイリー」をよく見てみると、
作り方のちがいに気づくはず! 体の部分、特に
切り方に注目してみると・・・、
続きは30日に★
2ひきの作り方のちがいに気づけた人は、
「レオ・レオニさんがアレクサンダとウイリーを作るときに、ちがう作り方をしたのは、なぜなのか?」を考えてみましょう。