おはようございます。皆さんの素敵な笑顔と元気な姿が戻って来て、先生方はもちろん校舎も喜んでいるようです。
まず初めに「感謝」の気持ちをもってほしいと思います。8月16日(土)に校庭の除草作業と校舎内の流し・トイレ・エアコンのフィルターの清掃を保護者の皆さんに行っていただきました。除草作業には児童の皆さんも多く参加してくれましたね。ありがとうございます。深小っ子の皆さんが気持ちよく2学期をスタートできるようにしてくださった保護者の皆さんに「感謝」の気持ちをもつとともに、その思いを感じ取り2学期もしっかり頑張ってほしいと思います。
さて、今日からいよいよ2学期のスタートです。どんな2学期にしたいですか。どの教室にも担任の先生方の熱いメッセージがありましたね。2学期は様々な行事があります。写生会、親善運動会、運動会、音楽会、社会科見学、産業祭、持久走大会など。ぜひ受け身ではなく、自分から進んで取り組み、自らの無限の可能性を伸ばす機会にしてほしいと思います。
この話は学校だよりでも紹介してありますが、夏休み中に「夏の甲子園大会」がありました。高校野球の大会で、甲子園球場で行われていました。その参加チームに、県立岐阜商業高校があったのですが、そのチームに『横山温大』選手がいました。校長先生は、大会の途中からこの横山選手の大ファンになって、県立岐阜商業高校をずっと応援していました。特に、横浜高校との対戦では、1回表の守備、ライトオーバーになりそうな飛球を横山選手がファインプレーでアウトにし、勝利に導いたと思います。大会の結果チームは、ベスト4でしたが、横山選手も初の甲子園で大活躍を見せてくれました。
知っている人もいるかもしれませんが、横山選手は生まれつき左手の指が欠損しています。そのため、ボールを捕る時は右手にグローブをはめ、ボールを捕るとそのグローブをすぐさま左手に持ち替え、右手でボールをつかみ投げます。打つ時は左のバッターボックスに入り、右手でバットをしっかり握り、左手は添えるような感じで押し出すように打っていました。バントも見事に決めていました。横山選手のひたむきなプレーに心を奪われ、応援していた人が全国にいっぱいいたと思います。その応援コメントの中に「努力は無限」というものがありました。横山選手のこれまでの計り知れない努力が甲子園出場を叶えたのだと思います。そして横山選手は、大学でも野球を続け、将来はプロも視野に入れているそうです。
2学期の行事の中には、皆さんにとって苦手なものもあるかもしれません。でも、そこで嫌だからと逃げないで、ぜひやる気をもって取り組んでほしいと思います。自分自身の無限の可能性を伸ばす、そんな2学期にしてほしいと思います。皆さんの本気の姿、『深小プライド』を先生方はもちろん、保護者や地域の皆さんも期待しています。