1学期の終業式は、コロナ禍のためリモートで実施しました。
校長の話は、子供たちに向けて手紙を読み上げました。以下、その文章となります。
深谷小学校445名のみなさんへ
深谷小のみなさん、こんにちは。
早いもので4月の始業式からから4カ月が経ち、もう1学期の終業式です。この4カ月、みなさんと出会い、ともに学校生活を送ることが出来て、とっても幸せな日々でした。
始業式に「夢をもつこと」「笑顔で元気に過ごすこと」をみなさんにお話ししました。みなさん、自分自身の未来に向けて「夢や目標をおぼろげながらでも描くことができましたか」そして、友達や先生方、お家の人たちに「笑顔で元気に接することができましたか」
私自身も「子供たちや先生方が夢と希望にあふれ、笑顔と元気でいっぱいの最高、最強の深谷小学校にする」という夢は、まだ、道半ばです。2学期も夢の実現に向けて、引き続き取り組んでいきます。
さて、深谷小で過ごした1学期、みなさんに教えられたことをしたためます。
「立ち止まり挨拶」「止まってくれた車への御礼」「来校者への礼儀正しい態度」、深小っ子の伝統を教えてもらいました。
こうした様子を垣間見る度に、自分も深谷小の一員であることを誇らしく思えます。人への優しさと思いやり、素晴らしい宝物です。
遠くから姿を見つけて「校長先生、こんにちは」と声をかけてくれる子供たち、また、草むしりをしていると「校長先生、ありがとうございます」とねぎらってくれる子供たち、街中で出会うと「校長先生だ」と駆け寄ってくれる子供たち、教師としてこれ以上の喜びはありません。誰かに認められることのありがたさをみなさんに教えてもらいました。
街中探検や校外学習、林間学校、修学旅行など、様々な行事でみなさんが団結して頑張る姿を目にしました。また、日々の授業で、タブレットを使いこなしている様子や真剣に課題に取り組む様子、何度も何度も繰り返し練習して少しでも記録を伸ばそうとする様子、自主的に階段掃除をしてくれる様子を見てきました。みなさんの頑張っている姿、とっても素敵です。みなさんから、前に進む勇気を教えてもらいました。そんな、みなさんのことが大好きです。
まだまだ、他にもたくさんありますが、続きはまた次の機会にお話をさせてもらいます。
いよいよ1学期が終業となります。みなさん、どんな夏休みを過ごしますか。
私からみなさんへ、「元気に過ごす夏休み」「自分を成長させる夏休み」「根気よく取り組む夏休み」「よいことと悪いことをしっかりと判断して行動する夏休み」にしてほしいと思います。
みなさんは、いろいろな可能性をもって、今ここにいます。何事も一歩踏み出してみなければ、次の景色をみることはできません。みなさん、一人一人が様々な可能性にチャレンジし、高みを目指す夏休みにしてください。
それでは、みなさん、よい夏休みにしてください。
2学期、みなさんの笑顔に出会える日を楽しみに待っています。
令和4年7月20日 片桐 雅之