開校150年を記念して

★11月26日(土)に150周年記念式典を実施しました。

YouTubeチャンネルより


Part1


Part2


Part3


村岡桃佳選手からのメッセージは、期間が終了したので
公開を終了しました。

 

お知らせ

 マスクの着脱について
 国や県からの学校生活におけるマスク着用についての方針を受け、本校としても以下の対応と致します。
 
〇登下校時はマスク着用の必要はありません。その際、他の児童との距離を十分確保し、会話を控えて登下校を行います。
 〇体育授業の際は、マスク着用の必要はありません。その際は、児童の間隔を十分に確保することに留意します。
 ご理解ご協力をよろしくお願いします。

※県からのマスクに関するリーフレット→⑤【保健体育課】リーフレット_マスクの着脱メリハリつけて!.pdf
③【県教育委員会】マスク啓発リーフレット.pdf
※屋外でのマスクの取り扱いについて→

 
 
 

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2017/01/17

1月講話

Tweet ThisSend to Facebook | by:校長

    放送による校長講話 絵文字:会議
  -インフルエンザが広まらないように・・・-

末からの寒さの影響でしょうか、市内の小学校において急にインフルエンザが広がってきました。深谷小学校でも、今日から4年生の1学級が、そして明日から6年生の1学級が、学級閉鎖の措置をとることになりました。
こうした状況を踏まえ、朝、冷え切った体育館に子供たちを集めることは、インフルエンザを広めることになる懸念があると考え、全校朝会を放送で行うことにしました。
今回の話は、日曜日に行われた深谷市のかるた大会を見ていて感じた、負けを成長に繋げられる「Good Looser」(よき敗者)についてです。

深谷小学校のみなさん、おはようございます。今朝は、みなさんが一緒の所に集まることでインフルエンザが広がってしまわないように、体育館でなく、放送で全校朝会をすることにしました。目の前にみなさんはいませんが、それぞれの教室で聞いているみなさんの様子を想像しながら話します。みなさんも、校長先生がマイクの前でどんな風に話しているのか想像しながら聞いてください。では、始めます。

1月15日に、深谷公民館で「彩の国21世紀郷土かるた深谷大会」が開かれました。私も先生方や保護者のみなさんと一緒に応援に行きました。深谷市内12の小学校から参加した選手はみんな、一生懸命練習してきた子ばかりです。そういう選手同士の競い合いは素晴らしいものでした。深谷小学校の選手の中では、6年生の梶山慈元さんが個人戦で準優勝し、深谷市の代表として2月に行われる県大会に出場することになりました。深谷小学校から久しぶりに県大会に出場できることに感激しました。

梶山さんの準優勝と同じくらい感激したことがありました。それは、深谷小学校の選手たちの態度や姿勢です。特に試合に臨んだときの姿勢や態度が素晴らしかったです。ピンと背筋を伸ばして正座し、並べた札を静かに覚えている姿。読まれた札を見つけ「ハイッ!」という声、素速く札を取る動作。そして、試合が終わった後の、相手と審判へのあいさつ。どれも素晴らしいものでした。
中でも私が注目したのは、負けたときの態度です。勝つために頑張ってきたのですから、負けたのは悔しいに決まっています。でも、その悔しさをグッと噛みしめ、自分の負けを潔く受け入れ、自分に勝った相手を誉め讃え、審判に感謝し、しっかり礼をする。その姿に感動しました。学校では暴れ回っていることが多い子も、引っ込み思案な子も、堂々として潔い見事な負けっぷりを見せてくれました。まさに「小さな紳士・淑女」の姿でした。
将棋や囲碁のある程度の腕前の人たちの勝負では、自分が負けたとわかったところで「負けました」か「まいりました」と言って相手に頭を下げ試合を終わりにします。「負けました」と自分の負けを認め受け入れ、自分に勝った相手に敬意を表し、すごいねとほめることから、次の「勝ち」に向けた準備が始まるのだそうです。梶山さんも、去年準々決勝で負けてしまい、悔しかったけれど、自分の負けを認め、勝った相手の強さの理由を考え練習したそうです。今年の「勝ち」は去年の「負け」から始まっていたわけです。
英語には「Good  Looser」「よき敗者」「よい負け方をした人」という意味の言葉があります。どこの国でも「勝ち」につながる「よい負け」があることが知られているのです。

試合で負けることや勉強で分からないことを、平気でいてはダメです。悔しがらなくてはいけません。でも、悔しいから負けたことや分からないことを認めなかったり受け入れなかったりしてもダメです。自分の「負け」を認め、そこから「勝つ」にはどうしたらよいか考え、考えたことを実行して、これからの「勝ち」につなげていきましょう。

これで、1月の全校朝会のお話は終わりにします。

話を聞いた後に取り組ませた課題は、1・2年生には「よい『負け』にするには、どうすればよいと言っていましたか?」、3年生以上には①「『よき敗者』となるために、どんなことをするのが必要だといっていましたか?2つ書きなさい」②「話の中で『試合で負ける』と似たような意味で使われていた言葉を書きなさい」という2つでした。
今回は教室で放送を聞く前に課題を示し、ポイントを絞って聞けるようにしてもらいました。また、話を聞いた直後に課題に取り組めるということから、少し難しくしてみました絵文字:笑顔


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