たとえ晴れていても、突然の雷に注意を!
-「雷注意報」など気象情報の確認を!-
4日午後4時ごろ、川越市にある高校のグラウンドに落雷があり、野球の練習試合で訪れていた別の高校の男子生徒が肺停止の状態となっているそうです。現場で状況を目撃した人によると、「突然、『ドカン』という大きな音がした。みんなが伏せたあと立ち上がったが、一人だけ立ち上がらない人がいた」と話しているということです。
熊谷地方気象台によりますと、当時、川越市には雷注意報が出され、午後4時ごろには積乱雲をともなった雨雲が急速に発達していましたが、このグラウンドでは雨は降っていなかったということです。それでも大切な生命を守らなければなりません!
そのために、改めて以下の点について確認をお願いします。
1 落雷事故の防止について
(1) 活動に際しては、当日の天気予報について、特に大雨や雷雲の発生について事前に調べておくこと。
(2) 屋外での活動中に落雷の予兆や落雷注意報の発令があり、少しでも危険性のある場合は躊躇なく活動を中止し、明らかに危険性がなくなると判断されるまで、安全な場所に避難するなど、児童等の安全確保を最優先事項として判断すること。
(3) 児童にはあらかじめ避難場所を周知するとともに、活動場所の状況確認を行わせること。
2 落雷に関する情報
・気象庁:「雷ナウキャスト」(雷と竜巻の短時間予報について) http://www.jma.go.jp/jp/radnowc/
・気象庁:雷から身を守るには http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/toppuu/thunder4-3.html