12月6日の全校朝会は、残り少なくなった2学期を、2学期の重点である「課題に挑戦する」という視点と11月と12月の暗唱チャレンジ課題『行為の意味』を重ねながら振り返ってもらおうと考えて、次のような話をしました。
しかしながら、嬉しいことに今回表彰する人やクラスがたくさんあって話の前に行った表彰状の伝達が延びてしまったため、※印部分である『行為の意味』と重ねるところをカットした話としました。
おはようございます。今日は12月6日。いろいろな行事があり一番長い2学期も、学校に来る日は今日を入れても13日だけになりました。そこで今朝は、「2学期の重点」についておさらいをします。
2学期が始まった8月29日。始業式で、2学期の重点は「課題に挑戦する」ですというお話をしました。そして深小っ子のみなさんは、学校全体としては運動会や持久走大会、学年では親善運動会や親善サッカー大会、産業祭といった大きな行事で、また、漢字検定や算数検定、逆上がりやかけ算九九などの授業を通した勉強でも、「課題に挑戦する」 ということに頑張って取り組んでいました。
「挑戦」の一つに、毎月の暗唱のチャレンジ課題もあります。校長室のドアをノックしてチャレンジ課題の暗唱を聞かせに来てくれた数は、1学期の約2.5倍になりました。暗唱のチャレンジ課題は全学年同じです。校長室では、1年生も6年生も同じ列に並び 一人一人暗唱します。6年生の暗唱をすごいなぁと感心して1年生が見上げていることもあれば、難しい言葉がたくさんある詩を1年生がすらすらと暗唱しているのに6年生が 驚いていることもあります。このように、「挑戦」というのは、何年生だから、○○さんだから、できる・できないというものではありません。難しいな、大変そうだなと思うことから逃げずにやってみる、失敗してもあきらめず続ける、そういうことができるかどうかです。簡単にいえば、挑戦をするか・しないかのどちらかです。
※ 11月と12月のチャレンジ課題で2ヶ月をかけて『行為の意味』という詩を暗唱してもらっています。この詩では、「心づかい」や「思いやり」のことを「積極的な行為」といっています。「挑戦」も、「頑張るぞ」「あきらめない」という気持ちを表す「積極的な行為」です。「こころ」や「思い」が「心づかい」や「思いやり」という「積極的な行為」になることで「初めて美しく生きる」ように、「頑張るぞ」「あきらめない」という気持ちを「挑戦」という「積極的な行為」にすることで、皆さん一人一人の夢や目標に近づくことができるのだと思います。※
2学期もまだ13日あります。この2学期に、自分のどんな課題に挑戦してきたのかを振り返ってみましょう。そして、残りの13日間でどんな挑戦をするのか、みなさん一人一人がしっかりと考えてみましょう。
これで12月の全校朝会のお話を終わりにします。
№6
なかよしの子たちからのPresent