If winter comes,can spring be far behind? -冬来たりなば春遠からじ-師走に入り、朝夕の寒さが急に厳しくなってきました。特に今朝は寒さが厳しく、登校する子供たちの吐く息も白くなっていました。
そんな中で、飾られていた花がさげられてから少し時間があき、寂しかった玄関が急に明るく芳しい空間になりました。地域の方が持ってきてくださった「蝋梅(ロウバイ)」を飾ったのです。
花の名は、花びらが少し厚みがあり蝋(ろう)細工のような色合いで、また、臘月(ろうげつ、旧暦12月)に花を咲かせることに由来するといわれます。調べてみると、花言葉は「ゆかしさ」「慈しみ」。まだ花の少ない冬の時期に、そっと黄色い花を咲かせる蝋梅のひかえめで奥ゆかしい姿にちなんでいるようです。
また、「先導」「先見」ということも花言葉になっています。これから冬本番を迎えようとしているのに、既にその後に訪れる春を感じさせてくれるからでしょう。「冬来たりなば春遠からじ」。目先のことばかりでなく、その先に控えるものにも目を向け、先見の明をもって、子供たちと接していきたいと思います。