「万が一」のときでも命を守るための研修
-緊急対応研修-6月22日の放課後、万が一の時でも子供たちの命を守るための研修を行いました。
今回は、「発症後、極めて短い時間のうちに全身性にアレルギー症状が出るアナフィラキシー反応を想定した緊急対応シミュレーションを行うことで、万が一の事故に対して迅速で的確な対応が取れるよう、組織としての動きを全職員で確認すること」を目的とした研修です。
まずはDVD視聴で頭で理解します。
そして、具体的な場面を想定し、シミュレーション実習を行いました。想定場面と役割分担を確認し、訓練開始!
事故発生から、救急車・救急救命士に渡すまでの動きと、任された役割の職員はその時々にとるべき判断の根拠をもって進めました。
一連の流れを終えた後、役割を任された職員や周りで見ていた職員から、感想や意見を出し合う研修に入ります。119番で救急車を要請する・エピペンを使う・AEDを使うなどの判断をする難しさ、迅速的確に判断するには何を根拠とするのか、それができていたか、違う場面であったらどうすればよいのか・・・などなど、いろいろな感想・意見が出されました。
誰もが、他人事ではなく当事者意識をもって、「万が一」に備えているという実感がもつことができました。子供たちの事故は、いつ・どんなことが起こるか分かりません。だからこそ、いろいろな内容を様々な場面で想定し、こうした研修を積んでいきます。