深谷あれこれ紹介
 「FUKAYA」という星があるって本当?
 本当です。1990年3月4日滋賀県のダイニック・アストロパーク天究館の杉江淳氏がしし座の方向を撮影中に17等の 移動天体を発見しました。この天体は、その後の観測で太陽の周りをおよそ5年3ヶ月かけて回る小惑星であることがわかりま した。この小惑星に七夕まつりで有名な深谷の名前を付けるように提案したところ、1991年11月21日付けの国際天文学 連合小惑星センター発行の小惑星会報で「小惑星No4873『FUKAYA』」として発表されました
橋の多いことで知られる深谷
 深谷市の面積は東京ディズニーランドの84個分70平方キロメートルですが、このなかに大小あわせて約3000余りの橋が あります。桜で有名な唐沢川に特に多く、わずか3キロメートルの間に18の橋があります。名前も戦前の日英同盟にちなんだ 「日英橋」や戦後できた17号国道にかかる「平和橋」など時代を反映したものがあります。
 レンガのふるさと深谷
 市内上敷免(じょうしきめん)に「日本煉瓦製造株式会社」という創業110年の歴史をもつレンガ会社があります。明治時代は あらゆるものが洋風化されていった時代ですが建物も洋風建築をつくる計画が当時たくさんありました。深谷の生んだ日本実業界の 父、渋沢栄一は、郷土深谷の土がレンガづくりに適していることを知り、ドイツ人技師を招きレンガ工場をつくりました。このレン ガは今でも東京駅や法務省、日本銀行旧館、横浜市役所、神奈川県立博物館、立教大学、東京大学の一部、群馬県庁、高崎市役所、 JR有楽町新橋間の高架橋などに見ることができます。なお、東京駅のレンガのふるさとということにちなんで平成8年、新しい深 谷駅は東京駅を模して建て替えられました。
 我が国最古の民間企業専用鉄道とガーター橋
 レンガを深谷駅まで運ぶために明治28年専用鉄道を設置しましたが、これは我が国の民間企業の専用鉄道としては最初のものです。 また、専用線が市内福川にかかるところには鉄橋がありましたがこれは、ポーナル型プレートガーター橋とボックスガーター橋で、明 治中期に広く採用された鉄橋のモデルとなったものであり、創設当時そのままの形で現存していました。(現在は近くに移設されてい ます)
 ご存知深谷ネギ
 なんと深谷ネギは、10前後の糖度がありますがこれはなんとミカンと同じくらいの糖度です。利根川流域の沖積土地帯は耕土が 深く土地が肥沃でネギづくりには最適です。加えて、農業技術者の品種改良などの努力もあって、現在の「ネギ王国」を築きました。 有名になったきっかけは、大正年間、市内のある海産物問屋が取引先へネギを「深谷ネギ」として送ったことと言われています。ネギを使った郷土料理としては「ネギぬた」があります。




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